2023年、地域農産物の魅力発信と消費拡大を目指す行政(農業経営支援部)からのご依頼を受け、レシピ開発から、商品撮影、メディアでの広報支援までトータルで携わらせていただきました。JA福井県様と老舗和菓子店様と連携し、県産米粉や県産フルーツを使った新商品を開発・展開しました。

1. 強みを引き出す商品開発
職人技には確かな強みがあったものの、それを新商品としてどう魅せ、どう届けるかには専門的なノウハウを取り入れる必要があり、レシピが完成しても店頭で魅力が伝わりきらないという課題がありました。そこで、まず和菓子店最大の強みを活かすため、職人技を軸にコンセプトを設計しました。米粉を使った求肥は、作りたてはもちろん冷凍後ももちもち・とろけるような食感が続くのが特長で、その魅力を活かせる商品を模索しました。はじめは、冷凍クリーム大福のような商品と、看板商品のどら焼きをアレンジさせた商品を検討していましたが、製造工程や解凍後の状態、新商品としての見た目のインパクトを踏まえ、組み合わせや魅せ方を見直しながら、試作を重ねて改良しました。

完成に至る前には、職人に代わって商品説明資料の作成からプレゼンまでを代行し、JA職員の皆さんに向けた試食会を実施。商品の方向性や売り方(ターゲット設定・パッケージ)、スケジュールもあわせて確認し、商品づくりと並行して販売先でのプロモーション戦略も進めることで、届けたいお客様にしっかり届くようコーディネートさせていただきました。
2. 自社スタジオによる商品スタイリングと撮影
完成した商品は、自社スタジオ(ここ結)にてフードスタイリングと撮影を実施しました。撮影素材はそのまま販促ツールや店頭ポップとして活用できる品質で提供しています。合わせて、栄養価計算、食品表示についてもサポートさせていただきました。
①ふれあい大福(せとか/ブルーベリー)
県産フルーツと柑橘に合うコクのある生クリームを白あんで包んだ大福。
②福どら
和菓子店の看板商品でもある生どらの生地に、職人技で仕上げた県産米粉の求肥を挟み、栗とクルミを添えて、ふわふわ・もちもち・とろける3つの食感を味わえる上品などら焼き。

3. メディアでの広報PR支援
販売開始に合わせて、メディアにも出演させていただきました。職人の手仕事や地元食材へのこだわりといった開発の裏話をストーリーとして言葉にすることで商品のファンづくりを後押ししました。
JA直売所(若狭ふれあい市場)では、撮影写真の大きなポップとともに看板商品として展開いただき、売れ行き良好な結果に。和菓子店の店舗でも同じポップを活用し、新商品の販売促進につながりました。


JA福井県広報誌『ふくふる』(2024年3月号)をはじめ、地元の広報誌にも取り上げられました。

お客様の声
県農業経営支援部のご担当者様より、販売開始日にこのようなお声をいただきました。
創業100年を超える若狭町の老舗和菓子店とJA福井県がコラボした新商品、『ふれあい大福』と『福どら』が本日からJA福井県農産物直売所【若狭ふれあい市場】で販売開始されました。試作と品評を重ね、自信をもってお勧めできる仕上がりです。
また、レシピ開発のご支援については、以下のようなメッセージもいただきました。
レシピの開発支援について、時間がない中で確実にレシピ完成までサポートしていただき、本当にありがとうございます。おかげでJAとの商談が無事整い、その足で包材・デザインの打ち合わせまで完了できました。
最後に
行政・JA・地元の和菓子店をつなぎ、魅力ある新商品をお客様へお届けすることができました。「ここ結」では、地域食材やお店の強みを活かした商品企画から、自社スタジオでの撮影、ストーリー性のある販促・広報支援までトータルでサポートしています。お気軽にご相談ください。
【対応業務】商品企画・コンセプト設計/試作・レシピ開発/栄養価計算・食品表示作成/販売プロモーション/ディレクション/自社スタジオでのスタイリング・撮影/メディアPR支援
